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2012年8月25日 (土)

地蔵盆 2

私の小さい頃の地蔵盆は、今とは少し違って年配の人達が活躍

していたように思います。

 おばあちゃんたちのグループがあり、その中にもグループを

取り仕切る大おばあちゃんがいて、5~6人くらいに分かれて

町内のお地蔵さんを巡り、御詠歌(ごえいか)を捧げてまわるのです。

私の祖母もその一人で、家でもよく御詠歌の練習をしていたのを思い出します。

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この御詠歌は「西国三十三所御詠歌」といい、亡くなった先祖の霊が安らかで

 

あるようにとの思いをこめてうたいます。関西圏の有名なお寺33箇所にお参り

 

したのと同じ功徳(くどく)があるといわれます。

 

 

御詠歌の合間には、チンという鉦(かね)の音がはいり、年配の人のしわ枯れた

 

声とあいまって、なんともいえない哀愁がありました。

 

お地蔵さんは子どもを守ってくださるので、お礼の気持ちを伝えようと御詠歌を

 

捧げるようになったのではないかしらと私は思います。

 

  

古いと言われますが、私はこの節回しが好きで、御詠歌を聞くと気持ちが落ちつく

のです。

 

「地蔵盆」が過ぎ、季節は確実に秋に向かっているのを感じます。

 

 

                       山本愛久(めぐ)

 

 

 

 

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