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2011年6月30日 (木)

弔辞の依頼は突然に…

弔辞の依頼は突然のお電話によることが多いです。

 

 

 

 お客様のご希望の納期、葬儀に間に合うよう

納品しなくてはなりません。

 

 私は進行中の仕事を中断し、弔辞に専念します。

 

 

 

 急な出来事なので、ご依頼主様も十分に文章を読み返して

おられないと思われる表現などがあります。

 

 急ぎの仕事でも気になる箇所は時間の許す限り、

お客様にお伝えし、承諾を得て言い回し等のご提案をします。

 

 

 

短い時間の中で、

亡くなった方、残されたご家族の悲しみを思いながら、

静かに下書きを書いていきます。

 

 

 

 弔辞を仕上げるには、本当に時間がかかります。

 

 

 

 一人では納期に間に合わないので、二人がかりになります。

 

 ある時は、明け方の5時までかかって、二人三脚で

仕上げた弔辞もありました。

担当の方も私共が無事に朝までに書き終えるであろうか…

ずいぶん心配なさったことと思います。

 

 

 

長い長い文章を、鉛筆で下書きをしながら、

亡くなられた方の会社への功績や 、生前のご様子が

手にとるように分かります。

 

 

 

 目頭が熱くなるのを覚えながら

一字一字、読む人にも聞く人にも

わかりやすいように、句読点の位置や区切りを

考えながら配字をしていきます。

 

 

 

 いよいよ、これからが清書になります。

 

 清書をする人は、細心の注意を払いながら

毛筆で書いていきます。

 

仕上がるまでは、気が抜けない作業です。

 

 

 

亡くなられた方との最期のお別れになる、

弔辞を書かせて頂いたご縁に感謝しつつ、

静かに筆をおきました。

 

 

 

(有)彩華  山本愛久(めぐ)

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